電磁界解析ソフトウェアEMSolution

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2021.04.05バージョン情報

EMSolution r12.0.18 を更新しました。

EMSolution r12.0.18を更新しました。
以下よりダウンロードし,ご利用ください。

◆ ダウンロード
 ・実行モジュール(EMSolutionユーザー向け)

2021.03.30バージョン情報

EMSI をアップデートしました。

EMSIをアップデートしました。
以下よりダウンロードし,ご利用ください。

◆ ダウンロード
 ・実行モジュール(EMSolutionユーザー向け)

2020.11.20バージョン情報

EMSolution r12.0.18 をアップデートしました。

EMSolution r12.0.18をアップデートしました。
以下よりダウンロードし,ご利用ください。

◆ ダウンロード
 ・実行モジュール(EMSolutionユーザー向け)

◆ 機能追加
複素対称行列ソルバーに,QMR-COCR法とQMR-COCG法を追加

交流定常解析で使用される複素対称行列ソルバーは,これまでCOCG法とCOCR法が実装されていましたが,新たに安定化を施したQMR-COCG法とQMR-COCR法を追加しました。
収束しにくかったり途中で発散してしまう問題では,COCR系の方が安定して収束させることができますので,ご使用ください。

実数対称行列ソルバーに,ICCR法を追加

これまで実数対称行列ソルバーはICCG法が主に使用されていましたが,この度ICCR法も実装しました。
COCR法同様,までCOCG法とCOCR法が実装されていましたが,新たに安定化を施したQMR-COCG法とQMR-COCR法を追加しました。
収束しにくかったり途中で発散してしまう問題では,COCR系の方が安定して収束させることができますので,ご使用ください。
ただし,収束判定条件がICCG法と変わりますのでご注意ください。

Nastranの二次要素の読み込みに対応

Nastran形式は,これまで四面体要素と六面体要素のみが二次要素の読み込みに対応しておりましたが,この度三角柱要素とピラミッド要素の読み込みにも対応いたしました。
ただし,EMSoluitonで二次要素として使用されるのは従来通り六面体と四面体のみとなります。
二次要素として読み込んでも一次要素として使用することもできます。

magneticファイルへの磁気エネルギーの出力をオプションでの出力に変更

r12.0.16にてmagneticファイルへ磁気エネルギーをデフォルトで出力するようにいたしましたが,COILを使用している場合にポスト処理時間がかなり増加してしまうことがわかり,デフォルトでの出力は取りやめ,magnetic=11で磁気エネルギーも出力するように機能修正しました。

inputファイルの読み込みルーチンの変更

inputファイルの読み込みルーチンを変更しました。従来通り使用いただけます。

使用メモリの出力機能(alloc_out)の削除

従来,解析時の最大使用メモリを算出するためにalloc_outファイルを使用しておりましたが,サポート向上のためのソースの整備に伴い,削除させていただきました。
alloc_outファイルとoutputファイルの最後に出力されるUsed regionは出力されなくなります。

渦電流解析A-Φ法でのPHI_OPTIONの扱いを変更

EMSolutionでは電気スカラーポテンシャルΦを時間積分量として扱っております。
STEADY_CURRENTで有効なPHI_OPTION=1は,これまで通常の渦電流解析では無効となっておりましたが,新機能開発のため,PHI_OPTION=1をスカラーの電気スカラーポテンシャルとして使用することに致しました。
交流定常解析や渦電流過渡解析でPHI_OPTION=1とした場合,収束特性も計算結果はほぼ一致しますが,PHI_OPTION=1とする必要性はありませんので,PHI_OPTION=0としてご使用ください。
なお,PHI_OPTION=1はまだ開発途中であるため磁場ソースの鎖交磁束Fluxが正しく出力されません。
ご使用にならないことを推奨します。


◆ Bug Report
 COIL_MOTION時のCOILジオメトリのpost_geomの出力を修正

 NODAL_FORCEの局所座標での出力を修正

 交流定常解析時の電圧入力時の磁場ソースのAVERAGEが出力されないのを修正

 Deformで回転運動時のポストデータファイルの修正

2020.03.31バージョン情報

EMSolution r12.0.16 をアップデートしました。

EMSolution r12.0.16をアップデートしました。
以下よりダウンロードし,ご利用ください。

◆ ダウンロード
 ・実行モジュール(EMSolutionユーザー向け)

◆ 機能追加
磁気エネルギー密度分布の出力(magneticファイル)

magneticファイルに磁気エネルギー密度($J/m^3$)を出力するようにしました。
要素量として,elem-5に出力します。

電束密度と静電エネルギー密度分布の出力(electricファイル)

静電界解析(STATIC=2)で出力されるelectricファイルの内容を改訂しました。
CURRENT=1:電束密度($C/m^2$),CURRENT=2:電界強度($V/m$)に変更しました。
また,静電エネルギー密度($J/m^3$)を要素量としてelem-5に出力します。

LINE_INPUTの折れ線入力

スライド定義辺の定義方法であるLINE_INPUTはr12.0.1で線上ではなく線分でスライド面を抽出するように修正しましたが,折れ線で入力し,スライド面を抽出できるようにしました。

Femapポストデータファイルの新しいファイルフォーマット1051対応

r12.0.16より,Femapのポストデータファイル(magnetic等)は,新しいファイルフォーマット「1051」で出力されます。これに伴い,EMSIでの読み込みにも対応しています。

Windows版新USBライセンスキーのプレリリース

現在のWindows版USBライセンスキーSentinel SuperProの開発終了に伴い,新USBライセンスキーSentinel HASPへの移行を進めています。

正式リリースは次のバージョンアップとなりますが,r12.0.16より新USBライセンスキーもご使用いただけるようになります。

なお,新USBライセンスキーではr12.0.14以前の実行モジュールはご使用いただけなくなりますので,ご注意ください。

Femapフォーマットの入力メッシュファイルが20.1(2020.1)まで対応

pre_geom(2D).neuのFemap Neutral fileフォーマットが,EMSolution r12.0.14まではFEMAP v10.3までの対応となっていましたが,EMSolution r12.0.16よりFEMAP 20.1
(2020.1)まで対応いたしました。

Femapポストデータファイルの新しいファイルフォーマット1051対応

EMSolution r12.0.16より,Femapのポストデータファイル(magnetic等)は,新しいファイルフォーマット「1051」(FEMAP v10.2以降に対応)で出力されるようになりました。これによりファイルサイズが最大40%小さくなります。また,EMSIでの読み込みにも対応しています。

Femapフォーマットの出力メッシュファイルにプロパティデータを出力

出力メッシュファイルである「post_geom」,「boundary_surface」,「t_r_interface」のFemap Neutral fileフォーマットに,
プロパティデータおよびダミーのマテリアルデータを追加で出力するようにしました。

入力データの不備等により,ICCG反復計算時のエラー処理を追加

入力データのデータの不備等により,ICCG反復計算時の右辺ベクトルに「NaN」や「Inf」など数値でない値が検出された場合,直ちに計算を中止するように変更しました。

Windows版でバッチ実行した際のエラーメッセージウィンドウを出力しないように変更

Windows版で実行した際に,入力データの不備等で,エラーメッセージがウィンドウが表示されます。r12.0.16よりバッチ処理実行時はエラーメッセージを出さずにエラー処理して計算中止するように変更しました。


◆ Bug Report
 ・Playmodelのポスト処理のみを実行すると,計算が異常終了する。
 ・PHI_OPTION=1とした場合,誘導電動機のリスタート(AC→Transient)で
 回転子のトルクがおかしい。

 ・PHI_OPTION=1とした場合,SUFCURのポスト処理結果がおかしい。

2019.10.24バージョン情報

EMSolution r12.0.14をリリースしました。

EMSolution r12.0.14をアップデートしました。
以下よりダウンロードし,ご利用ください。

◆ ダウンロード
・実行モジュール(EMSolutionユーザー向け)

◆ 機能追加
・outputファイルへの全ステップ出力をオプションに変更
 r12.0.10にてoutputファイルにはデフォルトで全ステップ出力するように変更したのですが,r12.0.10以前のようにデフォルトでは指定したステップのみ出力し,オプションにて全ステップ出力を指定するように再変更しました。新たにオプション「ALL_STEP_OUTPUT」(Handbook「7. 初期条件」)を追加し,ALL_STEP_OUTPUT=1の時のみ出力するように修正しました。

・低周波誘導電流解析の解析結果でステップ数が増えている。
 r11.2.3にて磁場ソースのプロパティに導電率を設定した場合,強制的にゼロとするように変更しましたが,磁場ソースに導電率を設定してオプションを追加して渦電流計算できるように変更しました。
 新たにオプション「CAL_Je」(Handbook「17.2 内部電流ソース」)を追加し,CAL_Je=1の時渦電流計算できるようにしました。

◆ Bug Report
・複素透磁率を使った解析結果(回路の電流値など)が大幅に異なる。
・磁場ソースを3個以上使用してRegularizationを使用した初期値をリスタート
 計算するとエラーとなってしまう。

・低周波誘導電流解析の解析結果でステップ数が増えている
・Jiles and Athertonモデルで磁気エネルギーmagnetic energyを出力すると
 強制終了してしまう。

・COILを使用した計算でmagneticファイルを出力するとメモリエラーとなる場合が
 ある。

・COIL使用時にICCGがNanになる場合がある。
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