電磁界解析ソフトウェアEMSolution

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2025.06.18バージョン情報

EMSolution 2025.05.1.2をリリースしました。

2025/5/29にリリースしたEMSolution 2025.05.1.1はすべてLite版として動作する不具合が判明したため,EMSolution 2025.05.1.2(2025/06/18)にて修正いたしました。
以下よりダウンロードし,ご利用ください。

◆ ダウンロード
 ・実行モジュール(EMSolutionユーザー向け)

2025.05.30お知らせ

eMotorSolution評価版をリリースしました。

eMotorSolution評価版をリリースしました。
モータ解析の評価時間を圧倒的に短縮することができます。
評価版は正式リリースまで無料でご利用いただくことができます。
この機会に、是非ともご試用ください。

◆eMotorSolutionの特長
 ・モータパラメータを入力するだけで形状を容易に作成
 ・コイル結線を相数,スロット数から自動で設定
 ・手持ちの材料特性を登録可能
 ・トルク波形,誘起電圧波形グラフ表示 (JSONフォーマット)
 ・モータ基本特性グラフ表示(Ld, Lqインダクタンス,N-Tカーブ,T-Iカーブなど)
 ・ビヘイビアモデルデータの作成と,効率マップ作成
 など

 詳細は"こちら"

◆ご利用方法
 評価版のご試用を希望される場合は、"こちら"からお問い合わせください。
 ※申請前にはEMSolution HPのメンバー登録が必要になります。

2025.05.29バージョン情報

EMSolution 2025.05.1をリリースしました。

EMSolution 2025.5.1をリリースしました。
以下よりダウンロードし,ご利用ください。

◆ ダウンロード
 ・実行モジュール(EMSolutionユーザー向け)

◆ 新機能
■ライセンスプロテクト方式をCodeMeterに変更
 2023.11よりライセンスプロテクト方式をFlexNetに変更させていただいておりましたが,よりプロテクト方法が強固かつ使用が簡単なCodeMeterに変更させていただきました。ノードロックライセンスはもちろん,フローティングライセンスの設定も簡単に行えます。CodeMeterご利用変更の際は,"こちら"より申請ください。


■ 準静電界解析の実装
 準静電界解析とは,誘電率と導電率を用いた解析のことで,STATIC =2:静電場解析 + AC =1:周波数領域解析の組み合わせで,周波数領域の準静電界解析を実行することができるようになりました。適用機器は限られるかと思いますが,例えば複合材の等価複素誘電率の算出に使用できます。

■ Darwin modelのβ版のリリース
 準静電磁界解析を行えるDarwin modelの解析機能のβ版をリリースします。一部機能が未対応なところ(スライド法に未対応)がありますが,ご試用してみたい方がいましたら"こちら"からお問い合わせください。

■ シェルタイプのコイル機能の実装
 これまでシェルタイプ(二次元メッシュ)を電流磁場ソースとして使用するには,二次元導体要素をSUFCURで設定する方法がありましたが,渦電流を含む計算でした。そこで渦電流の流れないシェルタイプの電流磁場ソース用に,二次元要素タイプ SHELL_COIL を作成しました。二次元薄板要素 THIN_CONDUCTOR のように作成し, PHICOILに接続することで使用できます。

■ HandbookのWeb化 EMSolution Docの作成
 これまでWord->PDFのHandbookを提供させていただきましたが,より見やすくするために公開Webページに移設しました。
 "https://emsolution-ssil.github.io/EMSolutionDocs/index.html"
 これまでのHandbookの情報に加え,エラーメッセージの内容,output.jsonの項目など充実させています。
 input項目の説明はJSONフォーマットをベースにして記載していますが,従来のテキストフォーマットも「折りたたみセクション」として記載しています。ぜひご活用ください。

■Pythonから実行可能なモジュールpyemsolを正式リリース
 正式版としてpyemsolをリリース致します。ご使用いただくには別途専用のライセンスファイルが必要となりますので,もしご使用になられたい方は"こちら"からお問い合わせください。
 また,Python環境も必要となります。"EMSolution Doc"に使用例を載せていますのでご参考になれば幸いです。

◆ バグフィックス
■ 収束がとても悪い非線形解析で非常に時間がかかる場合がある
 2023.11にて修正した内容が他の計算で収束が悪化することが判明したため再度修正しました。
 →2025.5にて修正しました。

■ 数百ステップ以上の計算で,以前のバージョンよりも計算時間が非常に遅くなる
 2024.11にて実装した,解析途中の電流・電圧・コイル鎖交磁束のモニタリング機能において,JSONフォーマットのファイルoutput_realtime.jsonも出力するようにしましたが,このファイル書き出しに時間を要してしまうことが判明しましたので,出力しないように修正しました。
 →2025.5にて修正しました。

■ SUFCURを用いたモデルで時間周期解析(TP-EEC法)を実行すると,補正ステップでTP-EEC法の補正方程式の残差がNanになってしまう。
 2023.11にて入り込んだバグです。電気スカラーポテンシャルの処理を変更した際にTP-EEC法でSUFCURに対応できていませんでした。
 →2025.5にて修正しました。

■ 2024.11にて,時間周期解析(TP-EEC法)を使用したポスト処理の結果において,補正ステップの結果が以前のバージョンと異なる
 2024.11にて入り込んだバグで,ポスト処理時に補正量が足しこまれていませんでした。主計算(SOLVING_EQUATION)肌たしく計算されております。
補正が進み定常になった場合は補正量がゼロにかなり近くなるため,結果には影響しません。
 →2025.5にて修正しました。

■ 2024.11にて,複数のスライド面を持つ計算が実行できない
 2024.11にて入り込んだバグです。複数スライド面を使用した解析を実行しようとするとエラーとして処理されてしまっておりました。修正致しました。
 →2025.5にて修正しました。

■ 新しいフォーマットのoutput.jsonに,NETWORKの外部インダクタンスLの鎖交磁束が出力されない
 出力対応ミスです。大変失礼しました。修正しました。
 →2025.5にて修正しました。

■ input.jsonが一部対応できていなかったものを修正
 温度依存解析(TEMP_DEPEND)にて,input.jsonが一部正しく対応できていませんでしたので修正しました。
 →2025.5にて修正しました。

2025.03.14お知らせ

エンジニアのための産業用製品の比較情報サイト「Metoree(メトリー)」で紹介されました。

「電磁界解析技術サービス」および「CLN法による解析サービス」が、メーカー・代理店比較サイト「メトリー」で紹介されました。

◇「Metoree(メトリー)」について
メトリーは研究者・エンジニア向け製品・メーカー情報比較サイトです。
エンジニアが製品やメーカーを比較、選定する際に役立つ情報を提供しています。
掲載内容は下記リンクよりご覧いただけます。
Metoree(メトリー) https://metoree.com/
 ・「電磁界解析技術サービス」はこちらから
 ・「CLN法による解析サービス」はこちらから

2024.12.04バージョン情報

EMSolution 2024.11.1をリリースしました。

EMSolution 2024.11.1をリリースしました。
以下よりダウンロードし,ご利用ください。

◆ ダウンロード
 ・実行モジュール(EMSolutionユーザー向け)

◆ 新機能
■input.jsonフォーマットに対応
 固定フォーマットテキストベースのinputファイルを,JSONフォーマットに対応しました。従来のテキストベースのinputファイルを用いてEMSolution 2024.11を実行すると,JSONフォーマットに変換された(inputファイル名).jsonファイルが出力されます。もちろん出力されたJSONファイルを用いて実行できます。
簡単にですがサンプルとPythonでのパラメータ変更例を示しましたのでご参照ください。
 ・input.jsonフォーマットの対応

■ TP-EEC法の補正回数の設定
 TP-EEC法の補正回数は従来制限がなく,補正ベクトルがほぼゼロの場合でも補正しておりましたが,補正回数を明示的に設定するオプションを追加しました。

input定義:
* NO_STEPS * INITIAL_TIME * DELTA_TIME * NO_DATA * CYCLE * N_CORRECT * N_BACK * TP_EEC_OPTION * TP_STEP * TP_STEP_OPTION * MAX_NO_CORRECTION *

MAX_NO_CORRECTION:TP-EEC法で補正される上限回数。デフォルト=0:回数指定なし

■ 解析途中の電流・電圧・コイル鎖交磁束のモニタリング機能
 これまで計算途中では計算結果を確認することができませんでした。そこでoutput_realtime(テキストフォーマット)とoutput_realtime.json(JSONフォーマット)に,CIRCUITとNETWORKの計算結果をステップごとに出力する機能を追加しました。デフォルトで出力されます。

■ エラー&ワーニング出力方法の変更
 エラー項目とワーニング項目の出力方法を変更しました。内容によって最初に項目が出力されます。
・invalid_argument:
 不正な引数。input設定パラメータに関する不備。

・logic_error:
 プログラムの実行前に検出可能なエラー。データ不整合に関する不備。
  例:スライド辺が設定されていないなど。

・runtime_error:
 プログラム実行時にのみ検出可能なエラー。
  例:メモリーアロケーションエラーや右辺項ゼロなど。

■ Pythonから実行可能なモジュールpyemsolを開発しました。
 βバージョンとしてリリース致しますので,もしご使用になられたい方は"こちら"からお問い合わせください。

<追加情報>output.jsonフォーマットの変更
 従来のoutput.jsonフォーマットは可読性が低かったため,より使いやすくするためにフォーマットを一新しました。簡単にですが仕様とPythonでのデータ抽出方法を以下にまとめました。
 ・output.jsonのフォーマット改訂

◆ バグフィックス
■ AC解析で線形計算が非常に時間がかかる場合がある
 2023.11にて修正した内容が他の計算で収束が悪化することが判明したため再度修正しました。
 →2024.11にて修正しました。

■ MESHED_COILを使用した場合に
 post_geomにMESHED_COILデータが正しく出力されない
 2023.11にてCOIL_MOTIONを拡張した際に入り込んだバグです。
 →2024.11にて修正しました。
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