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電磁力解析の改善        

June 23, 2000

電磁力解析の問題点で述べましたように、電磁力が平衡している場合でも誤差としてかなりのトータルの電磁力が計算される場合が有ります。電磁力解析の問題点では、メッシュを対称化すれば改善されることを示しましたが、そのようなメッシュを作ることが困難な場合が多いと思われます。これを改善する方法としまして、節点力を電磁力が働く物体上だけでなく、物体を含む空気領域まで拡張して節点力を積算することが考えられます。トータル電磁力やトルクを計算する場合は、このようなことができ、その事情については節点力法とMaxwellの応力法の関係をご覧下さい。 電磁力解析の問題点で述べました、同じ問題でこのことを確認いたします。Fig.1の様に、節点力積算領域を外側に延ばして行きます。このときの、各層まで拡張したときの電磁力のコイル電流依存性をFig.2に示します。これからわかりますように、メッシュが上下非対称な時でも、第4層まで拡張すれば精度が格段に良くなります。 どの程度拡張すればよいかは問題ですが、Maxwell応力法と同様に考えればよいと思われ、今の場合ですと、コイルと磁石の中心までかと思われます。


Fig.1 節点力積算領域の拡張


Fig.2 節点力積算領域を拡張したときの電磁力

r8.1より、空気部分も含めた領域で節点力を積算し出力できるようになりました。
使用する場合は、積算する空気領域を別物性で定義下さい。この領域はトータルポテンシャル領域としておく必要があります。

出力オプションは、11.プリント出力のFORCE_NODALを=2とし、その後に、

* NO_FORCE_REGIONS *
* NO_MAT_IDS *
* MAT_IDS *
を入力します。例として、inputをご覧下さい。この例では、上の空気各層を物性番号11、12、13、14としています。


使用データ: input, pre_geom2D.neu
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